焼飯所

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5月24日 すき家の話

今日は珍しく吉野家に行きました。吉野家は立地が微妙なところにあるのであんまり行きません。僕は松屋とかなか卯とかに行きたいんですが、出雲市どころか島根県に無いんですよね。多分。

すき家がいっぱいあります。いっぱいっても出雲市に3店舗くらい。弊社の近くにもあるのでしょっちゅう行きます。ツイッターの人々は口を揃えて人間が食べるものではないと仰ってますが、僕も6割くらい同意です。味が濃い。最近は昨今の情勢により回転率が悪いのか煮えきって固くなってる肉が出てくるのでなんだかなあと思うのですが、提供が早いのと安いので通ってます。内臓疾患が免れない。

べつに何食っててもいいと思うんですが、チーズ牛丼はオタクが食べるものみたいな風潮があるじゃないですか。それにもれず僕もオタクなのでチーズ牛丼好きなんですよ。昔はこればっか食べてました。最近はちょっと重たくて食べれてないんですが、メニューにバリエがあるのと、新メニューみたいなのがしょっちゅう出るので飽きにくいのはいいと思います。

 

 

10年前に鳥取市で1ヶ月仕事をしていたことがあって、そのときに会社が提供してくれたレオパレスに一人で暮らしてました。お昼ごはんはその時一緒にやってた人と現場近くの中華屋に行ってたんですが、晩ごはんはレオパレスで、お金もあんまりなかったので家から持ってきたフライパンで作った卵を入れた袋ラーメンと紙の皿にレンチンしたニチレイのチャーハンを食べてました。今思うと今の生活よりひどい食事だ。

僕の母親は外食や冷食やコンビニごはんなどは否定的な人間だったので、カップラーメンとか食べすぎると怒られてました。袋ラーメンはセーフだったので、まあ見られてないので好きなもの食べればいいと思うんですが、昼に外食ポイントを使ってしまっているので、親に怒られない、いやそれでもちゃんと食えと怒られたのですが、最低限度の生活ということでそういう選択をしてたんだと思います。

で、そういう生活を3周間もすると本当に飽きる。惣菜とか買えばよかったかもしれないんですが当時の僕はそんな考えが一切浮かばず、五目炒飯になったりエビピラフになったりはしたんですが飽きちゃって、4週目の最初の頃に、よし、外食にしようと思ったんですが、当時は僕はまだガラケーで特に検索もできず、見える範囲や現場付近は個人経営の店しかなくて、見ず知らずの土地で個人経営の店って入り難かった。

とりあえず車でも走らせて大通りまで出たら本屋があって、多分ヨザクラカルテットだったかと思うのですが、そういや買ってなかったなと思い本屋に入ったんですが、車で走ってるときには分からなかったんですが、向かいにすき家がありました。そうだすき家に行ってみようと。

なんだかめちゃくちゃ緊張しました。昼夜と外食をすることがとても悪いことをしてるみたいで。親との約束を裏切ったみたいで。しかもチーズ牛丼を食べたと思います。そのころは3種の~じゃなかった気がする。ハイカロリーで濃い、罪の味がしました。700円位で、普段200円くらいのご飯しか食べて無いので、アダムとイブが食べたりんごはきっとこんな感じだったんだろうなあと思いました。

その日はよく眠れた気がします。その時のことはもちろん親にも言ってません。

最後の週の夜はずっとすき家に行ってたなあ。翌月会社に帰ったけどお前太ったなってめっちゃ言われました。

 

長くなってしまった。そんなことを吉野家で牛丼を食べてたら思い出しました。

しかしやっぱり吉野家のほうが美味しいな。会社の近くのすき家吉野家にならないかな。

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